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隕石(メテオライト)

隕石(メテオライト)
宇宙からの贈り物

石質隕石

太陽系はおよそ46億年前にガスと塵が集まって回転し形成され始めたといわれます。そして細かな塵がだんだんと合体して直径10kmくらいの微惑星ができ、さらにそれらが集まって地球やそのほかの大きな惑星ができたと考えられています。そのなかで大きな惑星にならなかった微惑星の名残とおもわれる小天体群が火星と木星の間に無数に存在しています。そんな小天体のかけらがときおり地球に落下してきます。これが隕石(メテオライト)です。隕石は太陽系の成り立ちの研究に大きく貢献しているのです。

毎年約3300もの隕石が地球に落下してくるそうです。しかし、実際に採集されているのは全世界で2万個ほど。ほとんどが石質隕石であり、石質隕石は地球上の岩石とすぐには見分けがつかないのと、風化しやすいため、落下するところが目撃されていないと見つけるのは難しいようです。落下が目撃されていないのに発見された隕石は鉄質隕石がほとんどです。南極やサハラ砂漠は例外的に石質隕石がたくさん見つけられています。
落下してくる隕石のほとんどは小さなかたまりですが、車ほどに隕石が落下する可能性は数年に一地度、直径1km以上のものは10万年から100万年に一度、直径10km以上の小惑星ともいえる隕石は5000万年〜1億年の確率で実際に落下しているそうです。

隕石は大きく3種類に分類されます。

  1. 石質隕石(75%以上が石質物質)
  2. 鉄質隕石(90%以上が金属)
  3. 石鉄隕石

石質隕石は、コンドリュールと呼ばれる直径1ミリ程度の球状構造を含む隕石(コンドライト)と、含まない隕石(エコンドライト)に分類されます。

また、鉄質隕石にはウィドマンシュテッテン構造とよばれる組織構造を持っているものがあり、オクタヘドライトとも言われます。これは鉄とニッケルの合金が100万年に1℃ともいわれるゆっくりとして冷え方をするとできるといわれている美しい八面体の組織構造です。エッチングという方法で表面処理すると浮かび上がってきます。

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